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大麦の健康最新情報

2006.05.21

FDAが大麦食品の冠状心疾患リスク低減に関するヘルスクレームを正式認可しました

FDAが大麦食品の冠状心疾患リスク低減に関するヘルスクレームを正式認可


5月19日、米国食品医薬品局(FDA)は、大麦および大麦を含んでいる食品に対して、冠状心疾患(CHD)の危険を減らすというヘルスクレームを正式に認めると発表しました。 
CHDにより、全米では毎年約50万人が亡くなっており、CHDを引き起こす危険要因には、総コレステロールおよび低密度リポタンパク質(LDL)コレステロールが高いことがあります。 
FDAの発表によると、人の食事に大麦を加えることで、血清コレステロールが低下することを科学的証拠が示しているとしています。 


■FDAとは
The Food and Drug Administration of the United Statesの略称です。FDAは、米国の「食品、薬品および化粧品に関する法律」の施行に携わる政府の一部門で、日本で厚生労働省にあたる公的機関です。主に、食品・医薬品について、新製品の認可、流通前・流通後の監視を通じて米国民の安全を確保することを目的としています。

■ヘルスクレームとは
健康強調表示(Health Claims)といわれるもので、食品・栄養素などと健康状態の関係について表示するものです。具体的には、摂取した場合の効果として、病気のリスクを軽減させる可能性がある旨を表示することができます。FDAの審査では、米国の栄養表示教育法(NLEA)に基づいて、その表示の正当性が科学的に明確に証明されていることが求められます。

■冠状心疾患とは
心臓に血液を送る動脈(冠状動脈)が狭くなったり、塞がったりして生じる心臓疾患で、心臓に血液が流れなくなるため生命に重大な影響を与える場合があります。 
我が国でも死亡原因の第2位となっています。


■大妻女子大学 池上幸江教授のコメント
米国のFDAは、大麦に対してヘルスクレームを認めることを、正式に発表しました。米国ではFDAが健康効果に科学的な根拠があるものは、これを食品に表示する制度(ヘルスクレーム)を持っています。これまでに認められているものは、カルシウムの多い食品、脂肪やコレステロールの少ない食品、カロテンの多い野菜、食物繊維ではオート麦やサイリウムなど、いずれも生活習慣病の予防効果が目的です。一般の国民が日常食べる食品を選ぶとき役に立つ制度です。
これとは別に、3年ほど前から企業がデータを提出して審査を受け、AからDまでのランクをつけて認める制度(Qualified health claim)も作りました。今回の大麦ではFDAそのものが調査をして認めたものですので、大麦に対して国がお墨付きを与えたことになります。米国では大麦はそれほど一般的に食べられている食品ではありませんが、国民の健康維持に活用すべきとの判断と思われます。
私たちはこれまでのデータから大麦は生活習慣病予防にはこれ以上の食品はないと考えてきましたが、一般の方々の認知は十分ではありません。これからも皆さんにお知らせしていく努力は惜しまないつもりですが、今回の米国の決定は、私たちに自信と確信を与えてくれるものです。大麦は昔からわが国ではごく普通に食べられていた食品ですから、米国に先を越されたという感じです。

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